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【文学音声セミナー】芥川龍之介の作品を解説

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芥川龍之介の作品を「あらすじ」から解説
芥川龍之介の作品を音声で解説。前半は作品の「あらすじ」について。後半は作品について私(佐藤)なりに解説しています。はじめて読む人にも、学生のころに読んでいて再読してみたいと考えている人も、作品を楽しむきっかけに活用してもらえると幸いです。
※「あらすじ」の解説にはネタばれが含まれます。
芥川龍之介「羅生門」
芥川龍之介「鼻」
芥川龍之介「芋粥」

【文学セミナー】はじめての夏目漱石「おすすめ3作品」を解説

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はじめての夏目漱石「おすすめ3作品」を解説 「夏目漱石を読んでみたいけど、難しそう」そのように感じている人も多いかもしれません。そんな人に「はじめての夏目漱石 おすすめの3作品」を紹介します。まずは、この3作品から読んでみてください。一気に、漱石の世界に引き込まれていくはず、です!

はじめての夏目漱石 おすすめBest3


一冊目「坊っちゃん」

二冊目「こころ」


三冊目「三四郎」


すばらしい小説を読むと「誰かの人生を通り抜けたかのような」感覚になることがあります。ここで紹介した3冊(坊っちゃん こころ 三四郎)は、自分も登場人物の人生を体験したかのように深くコミットメントできる名作です。ぜひ読んでみてください。

【文学セミナー】夏目漱石 前期三部作「三四郎 それから 門」あらすじ解説

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「三四郎 それから 門」あらすじ解説 夏目漱石 前期三部作「三四郎 それから 門」の「あらすじ」を動画で解説しました。いわゆる「ネタバレありの解説」のため、これから読む人は注意してください。

夏目漱石「三四郎 あらすじ」


夏目漱石「それから あらすじ」


夏目漱石「門 あらすじ」

【音声セミナー】日本人の1ヶ月の読書量は?(他3編)

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【音声セミナー】日本人の1ヶ月の読書量は?
【読書のすすめ】文化庁の読書に関するデータをもとに、読書の楽しさ、読書から得られること、そして本との接し方を考えてみる。

内容:
日本人の半数が「月に一冊も本を読まない!?」
上位3%の人たちは、月に何冊本を読むの?
電子書籍を読む人は、どのくらいの割合?(文化庁の資料より)
AmazonでKindle本(電子書籍)を出版した時のエピソード
私(佐藤学長)が、読書の習慣を通して得られた2つのこと
情報を得るだけではなく「読書体験」を楽しんでいこう 他

文化庁 ホームページ https://www.bunka.go.jp


【音声セミナー】夏目漱石の手紙に学ぶ文章力と人間力「芥川への手紙」

夏目漱石が、芥川龍之介と久米正雄に宛てた手紙を読み、背後に存在する「漱石の人間力」を考察する。社会人のための日本文学入門(読書のすすめ)


【音声セミナー】夏目漱石の手紙に学ぶ文章力と人間力「読者からの手紙」夏目漱石が「こころ」の読者から届いた質問に返信した手紙から、背後に存在する「漱石の人間力と文章力」を考察する。社会人のための日本文学入門「漱石の手紙に学ぶ文章力と人間力 読書のすすめ(2)

内容
漱石の手紙(こころの読者への返信)
子供に対するのではなく、一人の「人間」として対応する
自分が使いたい言葉ではなく、相手に伝わる言葉を選ぼう
文章力は人間力

更新(最新)情報について

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つまり、佐藤の本棚 は更新を終了しました。
目標の100冊に達したため、本ブログは更新を終了しました。 文学(読書)に関する記事は他のサイトで公開していきますので、文学に関する情報に興味がある方はぜひご覧ください。
現在、記事を書いているサイト
note 古本(古書)装丁に関する記事を中心に書いています。
twitter 最新の更新情報は、ひととおりこちらにアップしていきます。

今後、本ブログの記事をどうしようか検討中です。今は漠然と、「加筆修正して電子書籍にまとめてみようか」などと考えていますが、まだ決まっていません。なにかしらの形で、広げていけたらいいのだがと考えています。


更新情報 2020.4 他のところで「本」について書いた文章を、こちらにまとめていこうかと考えています。ひとまず「音声セミナー」を掲載しながら、記事を増やしていく予定です。よろしくお願いします。

最終回「明暗 夏目漱石」読書の記憶(百冊目)

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受験生だった時の話。受験勉強は好きではなかったけれど「文学史」は面白かった。「受験が終わったなら、ここに紹介されている作品を片っ端から読んでやろう」そう考えていると、わくわくした。未踏の地に挑戦する冒険家のように、その先に早く足を踏み入れたくて仕方がなかった。

大学生になった僕は、最初に夏目漱石から読み始めることにした。新潮文庫を一冊ずつ購入して、次から次へと読んでいった。まだ理解できない部分や、読み取れない部分も多かったけれど、その世界の中に浸っていられることが嬉しかった。

読書は順調に進み、あとは「明暗」を残すだけとなった。僕は書店で明暗を購入し家路についた。部屋のテーブルの上に置いた。いつものように読み始めようとした時、僕の頭の中に「これが漱石が書いた、最後の小説なのだ。これを読んでしまえば、もう未読の作品はなくなるのだ」という考えが浮かんだ。

漱石は「明暗」を執筆中に亡くなった。つまり明暗は未完の絶筆である。最後まで読み終えたとしても、それは「最後」ではない。その先を読めることは永遠にない。うまく表現することはできないのだが、今は読まない方がいいような気がする。読む事によって何かが失われるような気配がある。僕は明暗を開かずに、本棚に並べた。


始まりがあれば、終わりがある。始まりがあれば、終わりがある。もしもこの世界に変わらない真実があるとするならば「永遠なるものは存在しない。変わり続けることだけが真実だ」と書いてみたい。そして、これさえも変わり続けていくことは疑いようのない事実なのだ。

100冊を目指して書き始めた「佐藤の本棚」は、今回で100冊となった。100冊に到達した時、自分がどのような感覚を得られるのが楽しみだった。少なくとも達成感や充実感(のようなもの)は、ささやかながらも感じることができるだろうと期待していた。

しかし実際に到達してみると、意外なほどに「何もない」ことに気がつく。比喩でも誇張でも斜に構えているわけでもなく、本当に何もない。何もないのに無理やり何かを書く必要もないと思うので、これで終わりにしたいと思う。(佐藤の本棚 完)



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夏目漱石 掲載作品
三四郎こゝろ夢十夜坊っちゃん虞美人草私の個人主義明暗

「鼻 芥川龍之介」読書の記憶(九十九冊目)

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中学1年生の時の話。まもなく夏休みが終わろうとしている、八月も末のころだった。クラスメイトのSから「明日、委員長の家に遊びに行ってもいいか」と連絡があった。(その時僕は学級委員をしていたので、みんなから委員長と呼ばれていた) 特に用事もなかった僕は、いいよと答えた。

翌日の午後、SはクラスメイトのOと一緒にやってきた。Sは僕の部屋にくるとすぐに「読書感想文の小説を貸してくれ」と言った。どんなのがいい? と聞くと「有名なやつで、短くて、面白いやつ」という。僕は、そんな都合の良いものはないよ、と言いながら、夏目漱石の「坊っちゃん」を本棚から取り出してSに手渡した。

Sは「夏目漱石? うん、これは聞いたことがある」といいながらパラパラとめくると「長すぎる! こんなの読み終わるまでに夏休みが終わってしまう」と突き返してきた。このくらい頑張って読めよ、と言っても全く興味を示さなかったので、次に僕は芥川龍之介の「鼻」を見せた。

「鼻」のページ数を確認したSは「うーん、このくらいなら読めそうだ」と言った。そして「これ、委員長は読んだんだよね?」と確認してきた。  読んだよ、と僕は答えた。「どんな話か教えてくれよ」とSが言った。すると横にいたOが「内容を教えてもらったら、読書感想文にならないだろう」と言った。Sは「ちゃんと読むけどさ、すこし教えてもらった方が書きやすいと思ってさ」などと、よくわからない理由をごにょごにょと繰り返した。

Sは「じゃあ、これ借りるよ」と鞄の中に本を入れると、Oに「お前は借りなくていいのか?」と言った。Oは、僕は書き終わったからいいんだ、と言った。何を読んだんだよ、とSが聞いても、Oはニコニコと笑いながらはぐらかすようにして、読んだ本の題名を教えてくれることはなかった。


人間の心には互に矛盾した二つの感情がある。勿論、誰でも他人の不幸に同情しない者はない。所がその人がその不幸を、どうにかして切りぬける事が出来ると、今度はこっちで何となく物足りないような心もちがする。(芥川龍之介 鼻より)


夏が終わりに近づく、ちょうど今くらいの時期になると、時々ここに書いたことを思い出す。中一の冬に転校してしまった僕は、あれから二人には会っていない。たぶん再会したとしても、お互いを認識できないと思う。それでもどこかで会う機会があるとするならば、Sには「鼻」の感想をOには何の本を読んだ…